香りとぬくもりで互いに笑顔に

 福知山市内の老人施設や子育てサロンなどで、アロマオイルを使ったハンドケア(手のマッサージ)をするボランティアサークル「てとて」が間もなく発足2年目を迎える。 

 代表を務めるのは同市大江町金屋のアロマショップ&スクール「ラベンダーハウス」オーナーの出口智子さん(48)。看護師の経験が長く、ケアマネージャーでもあった出口さんは、病気を未然に防ぐ予防医療が大事だと思っている。アロマオイルを使ったマッサージは、リラクゼーション効果があり健康と美容にも良いと言われていることから、インストラクター資格を取得。3年ほど前からボランティアでアロママッサージを施していたところ、「自分も習いたい」という人が次々あらわれた。仲間は現在7人に増え、活動の場を広げている。

 アロマは近年人気が出ているが、高齢者の中には言葉さえ知らない人も少なくない。日本人は大昔からお香を焚いたり、みかんの皮を乾かして風呂に入れたり、普段の生活の中で植物の香りが使われていた。そんな説明をした上で、オイルを塗った手で相手の手を心を込めてマッサージしていると、香りだけでなく手のぬくもりと柔らかさが身も心も落ち着かせてくれる。時には歴史の刻まれた節のある手をいたわり、時には育児に一生懸命の母親をねぎらう言葉を交わしながら時間を過ごすと、身も心も温まり、互いに笑顔になる。出口さんは「ボランティアをする私たちも触れたぬくもりを頂いている。もっと仲間を増やしていきたい」と話している。

 ボランティアの依頼は、電話かメールで出口さんまで。ボランティア仲間も募集している。
電話/080-5313-8293 Mail/2525lavender@gmail.com  

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代表の出口さん

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おひさまと風の子サロンの「ほっこりひろば」でマッサージをする様子(月1回開催)

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アロマサークルてとてのメンバー



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