寒い季節もあたたかい 冬のおすすめスポット

1994年6月、福知山市猪崎の三段池公園内にオープンした都市緑化植物園。スモール・テラ(小さな地球)という愛称で、地球環境を3室(サボテン温室・熱帯果樹温室・ラン温室)に分けて、計約720種、5,500株の植物を展示している。

サボテン温室では、乾燥地帯に生育する多肉植物と石像のモニュメントが異国の雰囲気を作り上げている。開館当初は生まれたての地球を表現する火山噴火の効果音もあったという。
今回ラサンカの表紙撮影の舞台となった「時空の門」をくぐったトンネルの向こうは、熱帯果樹温室。――― ジャングルが出現する。

この温室には熱帯の珍しい樹木が生い茂っている。童話「ジャックと豆の木」に登場するオーストラリア原産の高木、ブラックビーンは5メールを超え、天井を目指すかのようにさらに伸びている。マンゴーやパイナップル、バナナなどの果樹が実る様子も観察でき、運が良ければ熟した果実の試食もできる。インテリアアイテムとして注目されている多肉植物のユニークな展示も目を引く存在だ。

3つ目のラン温室ではカトレヤ、デンドロビウム、コチョウランなど約150種を展示しており、四季を通じて美しく個性的な花々を観賞できる。自然のやさしさを感じることができる環境の中、ベンチでゆったり過ごすことができ、市外のラン愛好家らにも人気だという。

開園当初から職員として勤務し、今は園長を務める赤壁景子さん(63)は「植物は増えれば増えるほど自分の居場所を求めて上へ上へと伸び、生きていく場所を見出していきます。熱帯果樹温室では、大きな木に絡みついたり、光の当たらない場所でも生き残る方法を模索したり、切磋琢磨しながら生きていくいろんな植物を見て頂けます。植物の生命力、生き様を感じて頂けるのでは。温室内にはお子さまと一緒に楽しめるクイズ板もあります」とPR。「寒い時期ですが、温室に入って色や形の違う植物を眺めてほっとしてほしい。穏やかなひと時を過ごしていただければうれしいです」と話している。

同園では、山野草展、菊花展、サツキ盆栽展などの展示会や講習会、植物観察会なども開催。現在は、福知山市内の小学4年生が授業の一環で一度は訪れるというが、まだ足を運んだことのない市民も多いという。

市都市緑化植物園は、視覚を刺激し、植物の不思議を体験し、寒い季節もあたたかく過ごせるおすすめスポット。この機会に福知山の「小さな地球」を訪れてみませんか。


開 館/9:00~17:00(入園時間は16:30まで)
休 園/毎週水曜日(祝日と重なる場合は翌日)、12月28日~1月1日
入園料/おとな:310円、4歳~中学生:150円
問い合わせ/0773-22-6617

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